「植草甚一スクラップ・ブック」を見てきました → ○

f:id:taz8:20150425144952j:plain

 芦花公園駅から徒歩5分の世田谷文学館で本日(2015/04/25)から開催の企画展「植草甚一スクラップ・ブック」を見てきました。

 直筆の原稿や日記、コラージュ、本当に様々なコレクションに圧倒されます。本当にタイトル通りのスクラップブック。特にそれ自体が作品になっているノート類には凄みを感じました。

 書簡や年賀状など個人的なものほど興味深いのですが、圧巻はダンボールなどに描かれた1日のスケジュール表でした。単純なTo doリストではなく、今でいうインフォグラフィックス的な工夫がされていて、造形的にも美しく、見ていて飽きることがありません。

 植草氏はサブカルなどという言葉がなかったころから、自分自身の感性によって好きなものを嗅覚によって収集し、紹介していくことを続けています。膨大なコレクターであったことは間違いないのでしょうが、本人はコレクションと呼ばれることには否定的であったようです。

 ただ今日の展示物を見て、あらゆることを記録してアーカイブしておくことはとても大切だと間違いなく感じました。多くの方が同様のことを主張されていますが、当人が関心がなくても後世の人にとっては貴重な記録になり得るのです。

 植草甚一ファンではない方にもおすすめです。

 

世田谷文学館Webサイト

http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html